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3/1 『没落する文明』 担当:小川

今回紹介する本は
哲学者の萱野稔人氏と科学史、科学論を専攻する神里達博氏の
没落する文明」です。


没落する文明 (集英社新書)没落する文明 (集英社新書)
(2012/02/17)
萱野 稔人、神里 達博 他

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3.11の大震災によりテクノロジーの限界やリスクマネジメントの重要性を認識させられました。
これから日本ないし世界の文明はどこを目指すべきなのか、日本の経済はどうなって行くのかが
この本で論じられています。

本書のテーマは大きく分けて2つ。
「リスクマネジメント」と「課題先進国日本」。

まず一つ目、
新たなテクノロジーが生まれれば、新たなリスクが生まれる。
しかし日本人はそのリスクを管理できていない。
萱野氏はこれを「無責任の体系」として表現しています(詳しくは本を読んでね)。
サステイナブルな文明を築くにはどうすればいいか、今まさに問われています。

二つ目、
日本は地理的にも数多くの天災と隣り合わせで、
しかも、他国に先駆けて金融バブルが起こり、9.11よりも先にオウムによるテロが起こった。
日本での多くの事象は世界的にも教訓であり、
そのリスクをマネジメントするテクノロジーを生み出すことができると述べられています。


萱野氏は
「私たちが直面している経済停滞は、市場における景気循環ではなく、
エネルギーの問題や人口動態も含んだ、生産拡大の行き詰まりの反映です。
経済は市場だけで成り立っているのではありません。」
と述べています。

我々は今現在の利益を追求するのではなく、
後世に残る文明を築かなくては行けません。

日本に生きている、そして地球に生きているというシティズンシップが大切です。
まさに小門先生ゼミで学んでいることではないでしょうか。


評価は
★★★★★

新書で厚くもなく、対談形式で非常に読みやすいです。
そして非常に深いないようです。

小門先生ゼミの内容にも通ずることがあるので是非。
オススメです。
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1/2 『フリー 無料から生み出す新戦略』担当:小川


明けましておめでとうございます。小川です。
本当は去年のうちに投稿する予定だったのですが、遅れてしまいました。すいません。
今年は気持ち入れ替えてしっかりとやっていきます!


今回私が紹介する本は
クリス・アンダーソンの『フリー』です。


フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
(2009/11/21)
クリス・アンダーソン

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GoogleやFacebook、Wikipediaなど
近頃オンライン上で多く見られるフリー(無料)のサービスの仕組みを解き明かした本です。
IT化が進む現代においてこの「フリー」は無視できない存在であると同時に、
この「フリー」を理解することが現代のビジネスで勝つことにつながります。

フリーと一言で言っても、フリーミアムなどいくつかのモデルに分類されますが
大切なことは、フリー(無料経済)が従来の需給関係を無視するほどに、消費者にとってとても魅力的であるものだという認識をすることであると感じました。

つまり、仮に自分が商品に大きな付加価値をつけて物(サービス)を売っていたとしても
フリーが競合になりうるわけで、完全に無視することはできなくなってきています。

だからこそ著者はこの本を執筆したのではないでしょうか。



評価は★★★★☆

この本は著者の経験というよりも
著者が多くの文献を読んで書いたものなので
少し退屈に感じる感じるかもしれませんが、
現代を生きる上では必須であるように思えます。

12/19 「今、松下幸之助ならどうする?危機・逆境を好機に変える成功法則」担当:山中

山中です。

ついに、二つ前の記事が自分が書いたものという悲しい感じになりましたね。笑


今回の本は、こないだの経営者研究の時に、少し読んだ方です。

著者の大西さんは、実際に松下幸之助の下で働いていた人です。


この本は、経営者として優れた手腕を発揮した松下幸之助ということはもちろん、松下幸之助という人間そのものがなんとなくわかるような内容です。なんとなく。笑

なんていうか、うまく言えないんだけど、無理やり言葉にするなら「人間くさい」というか。
そんな感じです。伝わらなくてすみません。笑


「今のパナソニックを見て、松下幸之助ならどうするだろう。」


そんなことを考えながら読むと、おもしろいです。


短くてすみません…。

評価☆3!
尊敬してる人が書いてるから、そりゃよく書くよなぁと思いました。笑

ライブラリーにあります。(早めに返します!)


次は金ちゃん!

12/2 キャリアデザインという自己変革・社会変革―文化を創り制度を変える アントレプレナーシップとシティズンシップ 担当:金岡

こんばんは

12月に入り3年生はいよいよ就活本番ですね。

僕もそろそろ考えなくちゃなぁと思いつつ、キーボードを叩いております。

ほんとはいつもみたいに趣味全開で『奥の細道』か、谷川俊太郎の『33の質問』をご紹介したかったのですが。

2年生も見始める頃であることと、なんとなく思うところがあることもありまして。

小門先生の著書

『キャリアデザインという自己変革・社会変革 文化を創り制度を変える』

キャリアデザインという自己変革・社会変革―文化を創り制度を変えるキャリアデザインという自己変革・社会変革―文化を創り制度を変える
(2012/05)
小門 裕幸

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『アントレプレナーシップとシチズンシップ』

アントレプレナーシップとシティズンシップ (キャリアデザイン選書)アントレプレナーシップとシティズンシップ (キャリアデザイン選書)
(2012/07/26)
小門 裕幸

商品詳細を見る

について話していきたいと思います。

本著を改めて僕なんぞが簡単にまとめるのはおこがましいことですが

あえて一言で言うなら

「小門裕幸教授が個のキャリアデザインにおいて必要とする行動原理についてまとめた本」といったところでしょうか。

小門ゼミ生なら絶対にそらんじられなければなりませんね

「フレンドシップ」「アントレプレナーシップ」「スチュワードシップ」「シチズンシップ」の4つの行動原理です。

先生が欧米諸国を見てきた中で得た、多くの日本人に欠けた資質、思考回路。

さてそこで、就活を始めようとしている僕らからしてみれば当然、ある疑問がでてくると思います。

『この行動原理を徹底して実行しようとする人材がはたして、日本の環境下において必要とされるのでしょうか。』

今回はこの疑問を出発点に、小門ゼミで学ぶとはどういうことかを話してみたいと思います。

気がついたら2500字を超えていたので、読むことはあまりおすすめしませんが。


まず、先の疑問。

僕個人としてはこの答えは「否」だと思います。

だって、ベンチャーは別として多くの大企業は自分の企業のカラーに染まってくれる人材が欲しいと思うし。
委員会方式なんていう執行責任を法的に明確化しようぜ!なんて言う奴は空気読めてないし。
よっしゃ!みんな集めてパーティーな!お前んちで!週一で!とか迷惑だし。

シチズンシップに関していえば、日本の行政自体がそれを邪魔しているし。

つまり、日本人にとって小門先生の意見はあまりに極端すぎてマッチしない。

ならなぜ、小門行動原理を小門ゼミで学ぶのでしょうか。

その答えは2つの本に散らばっていました。

阿部謹也は
教養とは「自分が社会の中でどのような位置にあり、社会のためになにができるかを知っている状態,あるいはそれを知ろうと努力している状態」であると定義している。

アメリカの歴史学者であり教育学者である、S.ロスブラッドは
リベラルエデュケーションを「想像力や知性を自由に働かせ、また、宗教の教義、迷信、偏狭な権威が引き起こす奴隷状態からの解放を行うものである」としている。

経済学者の佐伯啓思は
大学での学びを「批判的に物事を理解し考える力をつけることである。知識でなく思索であり、鵜呑みではなくて疑問をぶつけることであり、批判的に物事を捉えることである」と述べている。


すなわち
『大学での学びで得られる教養』とは『物事を相対的な視点で見て、ベンチマークした上で、批判的に捉えられるようになること』
なのではないでしょうか。

日本社会においては極端、ということは必然、日本を「批判的」に見ざるを得ません。いかに間違っているか、先生の行動原理と相対的に見ざるを得ません。
まさに、『大学の学びで得られる教養』なのではないでしょうか。

さらに、ここで

ではなぜそのような力を得る必要があるのかについて
社会に出ることを前提に僕なりの考えを述べたいとおもいます。

一年か二年前、カンブリア宮殿で放送された「未来工業」という会社の回。

創業者の山田氏がかなりイッちゃってる経営者で、まさに神回だったのですが。

最も印象的だったのが山田氏が行なっている差別化戦略。

彼は、毎日その日に行われている演劇や展覧会のチラシを社長室の壁一面に貼ることを日課にしているのですが
その行為自体には意味がないらしく、ではなぜやっているのかとインタビュアーに問われると

「みんなやってないことをやるように癖をつける。そうすれば、自ずとみんなと違う商品が作れるようになる」
と笑いながら答えました。

つまり
みんなと違う行為をし続けることによって、みんなと違う回路が出来上がってくる、ということです。

これを、僕らに置き換えてみるなら
小門的行動原理、すなわち、他の学生とは違う行動を繰り返し行うことで、人とは違う回路が出来上がる。
山田氏的な捉え方をするならば「差別化」になるわけです。

ただ、僕らに関しては重要なポイントがあります。
それは、小門的行動原理が「選択肢のひとつ」であることです。
先程も指摘したように、小門的行動原理はある種の異端であり、日本においては広く受け入れられているわけではありません。

ゆえに、小門的行動原理を盲信することなく、その場に応じた選択を自分の中でし続けなくてはなりません。

「欧米的発想の行動」と「日本人的発想の行動」この2つを相対的に見て、選択していく。
僕は、この俯瞰した視点こそが「自我」なのではないかと考えています。

加えて、自らの「自我」という定規で測り、選択すること。

「自律」とはその行為、それができることなのではないでしょうか。

小門先生も本の中で広辞苑を引用しながら
自律とは、「他者からの受け売りではなく自分自身で他者との関係性に関わるルールや規範をつくって行動することである」と指摘しています。

そして、この連続した行為が、法則性を持ちルール化することでハイエクの言う自主的秩序、「金岡的行動原理」となり、それこそがキャリアデザインなのではと結論付けました。

そろそろ2000字超えてきたので、まとめたいと思ったのですが。

あえて、もう1段掘り下げてみましょう。

以前、小門ゼミOBの方がたくさん集まった法政フェアでのこと
JR?に就職した女性の先輩が先生の話の感想を求められた時、すこし困ったような表情でこう言いました。

「小門先生の話を聞いて改めて、小門先生の話すような視点が抜けてしまっていると感じました」

このエピソードから推測できるのは

おそらく、日本の環境で仕事をし続ける限り「欧米的発想の行動」ではなく「日本人的発想の行動」が求められるシチュエーションのほうが多く

そのために、「欧米的な発想の行動」をする回路がなくなってしまうということです。

そして、同時にわかることは
JRに入るほど優秀な先輩ですらそうなのですから
ましてや、僕ごとき凡夫程度では今の付け焼刃の「小門的回路」では到底、世間に太刀打ち出来ないという事です。

その時以来でしょうか。
僕は自分なりに徹底して「小門的行動原理」を行うことで、身体で、心で、五臓六腑で小門イズムを体得せねばなるまいと思うようになりました。

だから、これからも自分のできる範囲で、自分が理解した範囲でなるべく小門先生の言っていることをとりあえず実行し、小門先生の考えに対する批判は「金岡的行動原理」ができてからしようかとおもいます。

ただ、もし、みんながそれを嫌がるなら俺はゼミ長やめた方がいいんだと思います。

長くなりましたが
書いていて非常に面白かったです。さすが先生の本。

当然★★★★★

次は飯田先生。

12/1 「競争をやめたら学力世界一 -フィンランド教育の成功」 担当:山中

こんばんは!
2014就活解禁で、街中のスーツの人たちの多さにビビった山中です。

自分は「就活解禁だから」とか、「セミナーあるから」とか、「企業の人に会えるから」ってだけで、就活スーツ着たくないなと思いました。
その先の目的をしっかり持って、やっていきたいななんて思ってます。

っていうのは言い訳なのかな、特に何もやっていないので。笑 ほどほどに頑張ります!笑


さぁ、本題。
先日のトピカル研究の時に読んだ本です。
「競争をやめたら学力世界一 -フィンランド教育の成功 福田誠治著 朝日選書」


競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)
(2006/05)
福田 誠治

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タイトルから、きっとテストの点数などで争ってきた皆さんには、違和感を感じるのではないのでしょうか?

私も最初は、え?って思いました。
いざ読んでみると、とても納得がいき、読み終わったとき、今の日本の教育の方向性はこれでいいのかと思わせる内容でした。

フィンランドは「新自由主義教育」である。
学校の人事権は校長に託され、カリキュラムも大枠は決まっているものの、それ以外は基本的には現場の裁量で動く。
授業は、少人数制の授業形態をつくり、一人ひとりの生徒が分かるまでしっかり指導をする。テストは基本的にはない。


日本の場合、テストは「習熟度を測るためのもの」「競争をあおるためのもの」
フィンランドの場合、テストは基本的にはしないが、したとしてもそれは、「それぞれの学校の教育がうまくいっているかを確認するためのもの。」
テストの結果は一切公表されない。


競争させて格差を作るのではなく、「落ちこぼれを作らず、優秀な人材を自由な教育の中で育てていく」

私はこの本を読んで、日本の教育がこれから進もうとしている方向は本当にあっているのだろうかと考えました。。
(本当はこのテーマでプレゼンしたかったんです…泣)

具体的なトピックはまだまだ載っていましたが、気になる方は図書館にありますので読んでみてください!
教育に興味ある人は、面白いと思います。

著者が書かれた本に、「競争しても学力行き止まり」というイギリスとフィンランドの教育を例に挙げたものもありますので、こちらもおすすめです。日本がイギリス型を目指しているようなので。
競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 (朝日選書 831)競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 (朝日選書 831)
(2007/10/10)
福田 誠治

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評価は★5!

次は金岡先生!
リレーの順番
金岡→飯田→和田→冨樫→小林→島田→加藤→砂岡→小川→井上→柴崎→アレックス→美田→山本→古屋→戸田→片上→山中→…
カウンター
プロフィール

小門ゼミブックリレー

Author:小門ゼミブックリレー
学生団体Small Gatesは法政大学キャリアデザイン学部小門ゼミ生の有志で経営しています。
http://sg09.blog66.fc2.com/


【法政大学キャリアデザイン学部小門ゼミ】
普段キャリアデザイン学を軸に経営・経済・文化・教育を学んでいます。
「entrepreneurship」・「citizenship」を合言葉に
熱く濃く明るく青く、double majorを目指し日々学習してます。

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