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河合隼雄 対談集「こころの声を聴く」


こころの声を聴く―河合隼雄対話集 (新潮文庫)こころの声を聴く―河合隼雄対話集 (新潮文庫)
(1997/12)
河合 隼雄、安部 公房 他

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正確には期日を過ぎてしまいましたが。

しっかり書かせて頂きます。

金岡です。

11月に入りめっきり寒くなってきましたね。

われわれ三年生としては、就活を考えなくてはならない時期ですので、それ関連の本を紹介したかったのですが。

今回も、あえて全く関係のない至極の一冊

河合隼雄 対話集 「こころの声を聴く」をご紹介いたします。

本著は精神科医で、文化庁長官、京都大学教授も歴任した、故・河合隼雄先生が多くの知識人との対談し、それを通して得た発想、知識を一冊の本にまとめたものです。

この本の注目すべきはなにより、対談相手の豪華さとユニークさです。
「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」でもおなじみ、村上春樹をはじめ、「砂の女」で国際的にも認められた安部公房、遠藤周作、谷川俊太郎、白洲正子など
文学が少しでも好きな人なら、間違いなく食いつくだろう華々しく、毒々しいメンツが揃っています。

個人的には安部公房ちゃんが一番好きなのですが、インテリすぎてちょっとまとめ切れない部分が多かったので、キャリアとも絡めやすい村上春樹との対談について、紹介します。

村上春樹とは「現代の物語は何か」というテーマのもと、日本とアメリカの物語性の違いについて主に論じているのですが。

先日、友だちと居酒屋でplanned happenstance、計画的偶発性理論について話していた際、そいつが

「結局あんなのは、ゴール地点からなんとなくあとづけで言っているだけで結局必然なんてのはない」

という解釈を示しました。

その時思い出したのが、この場面で河合隼雄が「現実は小説よりも奇なり」という諺から、現代の人々が偶然の中に潜む、内的必然性を認められなくなっているきらいがあるとの指摘をしているところでした。

偶然のなかに隠れている必然から普遍的なものを見出して、自分のキャリアに活かすこと。
それこそが計画的偶発性の意図するものなのではないかと。酔っ払っているなりにこっそり、そう考えておりましたが
もちろん、気持ち悪がられるのは嫌なのでだんまり。

ただ、そういうふうに自分が学んできたことと、たまたま読んだ本の内容が繋がるのはなんだか面白いですよね。

最後に。
河合隼雄がそのテーマで語ったなかで最も印象に残ったのが

「ほんとは、一人ひとりが自分の物語を持つべきだと。自分の物語を発見するというのが、自分の人生ではないかと思っているんです」

という言葉で。
これは先生がたまにおっしゃる「小さな物語」という同じ考えかたで。

今後の僕らのキャリア観にも、踏まえなくてはならない発想なのではないでしょうか。


評価は★★★☆☆
つまんない対談もあるから!

長くてすいません。


次は飯田大先生

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小門ゼミブックリレー

Author:小門ゼミブックリレー
学生団体Small Gatesは法政大学キャリアデザイン学部小門ゼミ生の有志で経営しています。
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【法政大学キャリアデザイン学部小門ゼミ】
普段キャリアデザイン学を軸に経営・経済・文化・教育を学んでいます。
「entrepreneurship」・「citizenship」を合言葉に
熱く濃く明るく青く、double majorを目指し日々学習してます。

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