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12/2 キャリアデザインという自己変革・社会変革―文化を創り制度を変える アントレプレナーシップとシティズンシップ 担当:金岡

こんばんは

12月に入り3年生はいよいよ就活本番ですね。

僕もそろそろ考えなくちゃなぁと思いつつ、キーボードを叩いております。

ほんとはいつもみたいに趣味全開で『奥の細道』か、谷川俊太郎の『33の質問』をご紹介したかったのですが。

2年生も見始める頃であることと、なんとなく思うところがあることもありまして。

小門先生の著書

『キャリアデザインという自己変革・社会変革 文化を創り制度を変える』

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(2012/05)
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『アントレプレナーシップとシチズンシップ』

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について話していきたいと思います。

本著を改めて僕なんぞが簡単にまとめるのはおこがましいことですが

あえて一言で言うなら

「小門裕幸教授が個のキャリアデザインにおいて必要とする行動原理についてまとめた本」といったところでしょうか。

小門ゼミ生なら絶対にそらんじられなければなりませんね

「フレンドシップ」「アントレプレナーシップ」「スチュワードシップ」「シチズンシップ」の4つの行動原理です。

先生が欧米諸国を見てきた中で得た、多くの日本人に欠けた資質、思考回路。

さてそこで、就活を始めようとしている僕らからしてみれば当然、ある疑問がでてくると思います。

『この行動原理を徹底して実行しようとする人材がはたして、日本の環境下において必要とされるのでしょうか。』

今回はこの疑問を出発点に、小門ゼミで学ぶとはどういうことかを話してみたいと思います。

気がついたら2500字を超えていたので、読むことはあまりおすすめしませんが。


まず、先の疑問。

僕個人としてはこの答えは「否」だと思います。

だって、ベンチャーは別として多くの大企業は自分の企業のカラーに染まってくれる人材が欲しいと思うし。
委員会方式なんていう執行責任を法的に明確化しようぜ!なんて言う奴は空気読めてないし。
よっしゃ!みんな集めてパーティーな!お前んちで!週一で!とか迷惑だし。

シチズンシップに関していえば、日本の行政自体がそれを邪魔しているし。

つまり、日本人にとって小門先生の意見はあまりに極端すぎてマッチしない。

ならなぜ、小門行動原理を小門ゼミで学ぶのでしょうか。

その答えは2つの本に散らばっていました。

阿部謹也は
教養とは「自分が社会の中でどのような位置にあり、社会のためになにができるかを知っている状態,あるいはそれを知ろうと努力している状態」であると定義している。

アメリカの歴史学者であり教育学者である、S.ロスブラッドは
リベラルエデュケーションを「想像力や知性を自由に働かせ、また、宗教の教義、迷信、偏狭な権威が引き起こす奴隷状態からの解放を行うものである」としている。

経済学者の佐伯啓思は
大学での学びを「批判的に物事を理解し考える力をつけることである。知識でなく思索であり、鵜呑みではなくて疑問をぶつけることであり、批判的に物事を捉えることである」と述べている。


すなわち
『大学での学びで得られる教養』とは『物事を相対的な視点で見て、ベンチマークした上で、批判的に捉えられるようになること』
なのではないでしょうか。

日本社会においては極端、ということは必然、日本を「批判的」に見ざるを得ません。いかに間違っているか、先生の行動原理と相対的に見ざるを得ません。
まさに、『大学の学びで得られる教養』なのではないでしょうか。

さらに、ここで

ではなぜそのような力を得る必要があるのかについて
社会に出ることを前提に僕なりの考えを述べたいとおもいます。

一年か二年前、カンブリア宮殿で放送された「未来工業」という会社の回。

創業者の山田氏がかなりイッちゃってる経営者で、まさに神回だったのですが。

最も印象的だったのが山田氏が行なっている差別化戦略。

彼は、毎日その日に行われている演劇や展覧会のチラシを社長室の壁一面に貼ることを日課にしているのですが
その行為自体には意味がないらしく、ではなぜやっているのかとインタビュアーに問われると

「みんなやってないことをやるように癖をつける。そうすれば、自ずとみんなと違う商品が作れるようになる」
と笑いながら答えました。

つまり
みんなと違う行為をし続けることによって、みんなと違う回路が出来上がってくる、ということです。

これを、僕らに置き換えてみるなら
小門的行動原理、すなわち、他の学生とは違う行動を繰り返し行うことで、人とは違う回路が出来上がる。
山田氏的な捉え方をするならば「差別化」になるわけです。

ただ、僕らに関しては重要なポイントがあります。
それは、小門的行動原理が「選択肢のひとつ」であることです。
先程も指摘したように、小門的行動原理はある種の異端であり、日本においては広く受け入れられているわけではありません。

ゆえに、小門的行動原理を盲信することなく、その場に応じた選択を自分の中でし続けなくてはなりません。

「欧米的発想の行動」と「日本人的発想の行動」この2つを相対的に見て、選択していく。
僕は、この俯瞰した視点こそが「自我」なのではないかと考えています。

加えて、自らの「自我」という定規で測り、選択すること。

「自律」とはその行為、それができることなのではないでしょうか。

小門先生も本の中で広辞苑を引用しながら
自律とは、「他者からの受け売りではなく自分自身で他者との関係性に関わるルールや規範をつくって行動することである」と指摘しています。

そして、この連続した行為が、法則性を持ちルール化することでハイエクの言う自主的秩序、「金岡的行動原理」となり、それこそがキャリアデザインなのではと結論付けました。

そろそろ2000字超えてきたので、まとめたいと思ったのですが。

あえて、もう1段掘り下げてみましょう。

以前、小門ゼミOBの方がたくさん集まった法政フェアでのこと
JR?に就職した女性の先輩が先生の話の感想を求められた時、すこし困ったような表情でこう言いました。

「小門先生の話を聞いて改めて、小門先生の話すような視点が抜けてしまっていると感じました」

このエピソードから推測できるのは

おそらく、日本の環境で仕事をし続ける限り「欧米的発想の行動」ではなく「日本人的発想の行動」が求められるシチュエーションのほうが多く

そのために、「欧米的な発想の行動」をする回路がなくなってしまうということです。

そして、同時にわかることは
JRに入るほど優秀な先輩ですらそうなのですから
ましてや、僕ごとき凡夫程度では今の付け焼刃の「小門的回路」では到底、世間に太刀打ち出来ないという事です。

その時以来でしょうか。
僕は自分なりに徹底して「小門的行動原理」を行うことで、身体で、心で、五臓六腑で小門イズムを体得せねばなるまいと思うようになりました。

だから、これからも自分のできる範囲で、自分が理解した範囲でなるべく小門先生の言っていることをとりあえず実行し、小門先生の考えに対する批判は「金岡的行動原理」ができてからしようかとおもいます。

ただ、もし、みんながそれを嫌がるなら俺はゼミ長やめた方がいいんだと思います。

長くなりましたが
書いていて非常に面白かったです。さすが先生の本。

当然★★★★★

次は飯田先生。

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小門ゼミブックリレー

Author:小門ゼミブックリレー
学生団体Small Gatesは法政大学キャリアデザイン学部小門ゼミ生の有志で経営しています。
http://sg09.blog66.fc2.com/


【法政大学キャリアデザイン学部小門ゼミ】
普段キャリアデザイン学を軸に経営・経済・文化・教育を学んでいます。
「entrepreneurship」・「citizenship」を合言葉に
熱く濃く明るく青く、double majorを目指し日々学習してます。

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